初心者のためのメモリ入門編

今回は、初心者のためのメモリ入門編を投稿します。

メモリについて知ろう!

DDRとは?

DDRとはDouble Date Rateの略称です。

DDRは一回のクロック信号で2回のデータ転送を行うことから、そのように名付けられたそうです。

DDRに続く数字はメモリの世代を表しています。

世代が異なるメモリは非互換

下の画像のように、世代が異なるメモリは非互換です。

切り欠き(赤い円で囲った箇所)の位置も世代によって違うので、非対応のメモリは搭載することができない作りになっています。

デスクトップ用とノート用はメモリの形状が違う

デスクトップ用のメモリはDIMM、ノートパソコン用のメモリはSODIMMという名称です。

DIMMはSODIMMに比べて横に長い形状をしています。

両者は物理的なサイズが異なるため、非互換です。

メモリクロック

メモリクロックとは、DDR4ー3200というように表記されている仕様です。

メモリの規格の後にハイフンで表記されている四桁の数字は、データ転送レートを示します。

メモリクロックがDDR4ー3200の場合、データ転送レートは3,200MHzであり、1秒間に32億回のデータ転送を行うことを意味します。

データ転送レートの数字が大きいほど高性能のメモリということになりますが、パソコンには各々メモリクロックの上限が存在します。

上限を超えたメモリクロックはシステムに負担を掛けるだけでなく、故障に繋がる恐れがありますので注意が必要です。

デュアルチャネル

一般的なメモリは1チャネルあたりのバス幅は64bitです。

デュアルチャネルなら128bit相当のバス幅を備えることになり、メモリ帯域幅がバス幅に比例して2倍になります。

デュアルチャネルを利用するためには最低2枚のメモリモジュールが必要になり、そのメモリは同じ規格のものを揃えることが基本です。

もっとメモリについて知りたい!

初心者にとって比較的身近な存在であるメモリですが、とても奥深いものであることが分かりました。

メモリ増設の際などに、何かの参考になれば幸いです。

メモリについてもっと知りたい、という方は引用元の記事をご参照ください。
この記事は下記の投稿を参考に作成しました。

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